about

HANA'S MELANCHOLY

東京を拠点とするシアトリカルユニット。一川華が脚本を、大舘実佐子が演出を務める。オリジナル作品から既存戯曲の翻訳/翻案作品まで、手がけるジャンルは多岐にわたる。タンザニアやパキスタンなど海外で育ったバックグラウンドを持つ一川は、国外の人権問題や実在する事件を作劇の主なテーマとしている。東京藝術大学で現代美術を学ぶ大舘は、全作品の舞台美術デザインも手掛け、洗練された舞台美術を用いて一川の戯曲を幻想的に舞台上へと立ち上がらせる。団体名の由来は、全ての創作活動は華(=一川華)の憂鬱感情を原点としているため。2019年設立。

一川 

Nana ICHIKAWA

東京都出身。劇作家・翻訳家。日英の二か国語で執筆活動を行う。幼少期をタンザニア、中学生時代をパキスタンにて過ごす。アジア圏からの生徒が常に自身のみだったために、『差別』と『アイデンティティー』に深く興味を持つ。大学在学中、デニソン大学(米・オハイオ州)へ交換留学。演劇専攻生として学び、劇作家 Len Jenkinに師事。帰国後、脚本作品『今夜、あなたが眠れるように』(演出:大舘実佐子)が東京学生演劇祭審査員部門大賞を受賞。同作品が東京都美術館、ロームシアター京都にて上演される。また、早大公認ミュージカルサークルSEIREN MUSICAL PROJECTにて5作品の西洋ミュージカルの翻訳・翻訳監督を務め、オリジナルミュージカルの脚本も手がける。2018年3月、早稲田大学国際教養学部卒業(小説創作専攻・演劇副専攻)。同年、短編戯曲『プロスティ・ガール』が神奈川かもめ短編戯曲コンペティション最終候補選出。他にも、FINBOROUGH THEATRE(英国)・TPAM(国際舞台芸術ミーティング in 横浜)・シビウ国際演劇祭(ルーマニア)などの国際的な芸術のプラットフォームに制作インターン・通訳・アテンドボランティアとして携わり国外の演劇文化も精力的に勉強中。また、北海道下川町のアートイベント「アナグラサーカス」にて地域の人々と作品造りを行うなど、国内での活動の幅も広げている。​

​脚本・翻訳

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東京都出身。幼少期を工場の立ち並ぶ下町で過ごし、機械と職人に囲まれて育つ。4歳でクラシックバレエを習い始め、全幕『くるみ割り人形』『白鳥の湖』『ドン・キホーテ』『眠れる森の美女』をはじめ、多数のバレエ作品にダンサーとして参加。2013年、本番直前に捻挫し、ゲネプロを客席から見たことがきっかけで演出家を志すようになる。2015年、一川華とフライハイトプロジェクトを立ち上げ、2018年まで同年代のクリエイターを巻き込む形で企画・上演を繰り返す。2017年、第三回東京学生演劇祭に出場し、一川華作《今夜、あなたが眠れるように》を演出。斬新かつ計算された演出が評価され、審査員部門大賞を受賞。2018年、同作品がロームシアター京都にて上演される。

2017年からは『歩け歩け夜の道、街』や『なんのこれしき』など、複数のオリジナルミュージカルを企画し上演。奇抜な発想と企画力に定評がある。他にも、ブロードウェイミュージカル《Oklahoma!》や会話劇《葉桜》などの演出・美術デザインに至るまで、ジャンルや劇場を問わず幅広く手がける。現在、東京藝術大学大学院美術研究科に在籍中。

大舘 実佐子

Misako ODATE

演出・美術デザイン

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